GP遅報

F2遅報 'Road to F1'

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Rd.1 予選 F2@バーレーン

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Twitter:@Formula2

2021年のFIA Formula 2 Championship がついに開幕した。新型コロナウイルスによるパンデミックの影響がまだ色濃く残る中、F1はオーストラリアGPを延期。しかしながらバーレーンGPは予定通りの開催となり、GRAND PRIX シーズンの開幕戦となっている。F2にとっても同地が始まりの地点となる。

多数の優勝経験者が継続参戦し、新たな名前もエントリーリストに名を連ね、F1を目指すトップジュニア達の最終関門が今年も開門する。

開幕前の前評は以下を参照。

2021年シーズン F2プレビュー

フリー走行

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fia.com

実力が伯仲するF2の舞台。RBJrでルーキーであるローソンはF2初めてのセッションで3番手タイムをマーク。ルーキー勢でトップのタイムを刻んだ。ハイテックはドライバー双方がルーキーであるものの、どちらも上位のタイムを残し上々の仕上がりと言えるだろう。その一方でヴィロトゥオシやカーリン、DAMSにプレマは、ドライバー間のタイム差が顕著である。そのほとんどはルーキーと2年目のドライバーの差であり、予選・レースにおいても、しばらくはこの順位差が維持されるものと予測できる。ARTに関してはどちらのドライバーも目立ったタイムを残せていないが、プルシェールと比較するとルンガーはもう少し上に位置するはずだ。あくまでフリー走行であるが、大まかな序列は前評通りと言えるだろう。

予選

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fia.com

30分の予選セッションがスタートし、今シーズンにおける競技がついにスタートした。

トライデントのヴィスカールが開始早々にマシンをピットレーン内でストールさせる。ピットボックス外でエンジン再点火を行ったために、審議がレース後に行われる事になった。多くのルーキードライバーがターン7のハンドリングに手を焼き、クラッシュ寸前のドリフト走行を披露している。

 

残り22分の時点でほぼ全車が1回目のアタックを完了。ドゥルゴビッチが1:43.315の最速タイムをまずは刻み、自身の好調を裏付けている。その後ろにはフリー走行で目立ったタイムを残していなかったルンガーが入り、ART復活を印象付ける。F3アジア王者で優勝候補である2年目の周は、この時点でまだタイムを残していない。

ほとんどのマシンがピットレーンで2回目のアタックに備える中、残り16分の時点でようやく周が1回目のアタックラップを開始。周りにマシンが居ない中のクリーンラップを走行し、チームメイトのドゥルゴビッチを0.022秒上回る1:43.293でトップタイムを奪取した。これで3番手となったルンガーは「頼むからトラフックの中に出さないでくれ」とチームラジオで懇願。序盤における争いで周が優位に立った。残り11分にはFREC王者のペテコフが、周と同様に単独でフライングラップを開始。しかし目立ったタイムを残すまでには至っていない。

 

ペテコフのアタックラップが終了した残り10分の時点で、ほぼ全車が2回目のアタックの為にピットアウト。2周のウォーミングラップを挟んだのち、残り6分で各車がフライングラップを開始した。その直後、メインストレートの立ち上がりでシュワルツマンのマシンがストップ。ピットレーンに戻れずにマシンをコース上に止め、赤旗が提示される。これによって残されたチャンスはそれぞれ1周のみとなり、グリーンフラッグ後の混雑が予測される。

 

セッション再開後はダルバラが先頭でピットアウト。時間が残されておらず、1周のみのウォーミングラップから各車がアタックを開始。それぞれがタイムアップを果たす中、ルンガーは全セクターでファステストタイムを叩き出し、2位のドゥルゴビッチに0.4秒以上の差をつけるスーパーラップを完遂した。その直後にアタックしていたティクタムは、最終コーナーでトラフィックにやや引っ掛かり思うようにタイムが伸ばせない。

それと前後し周冠宇はフライングラップを開始。セクター1で自己ベスト、セクター2でルンガーを0.2秒弱上回る驚異のセクタータイムを叩き出す。しかしその直後となるセクター3のターン13で挙動を乱し、ストレートでの速度を乗せる事ができない。しかしそれでも最終コーナーをうまくまとめ、トップのルンガーにたったの0.003秒差の首位につけた。その直後ではドゥルゴビッチが予選チェッカーを受けている。ドゥルゴビッチはタイムを伸ばしたものの、周とルンガーには届かず3番手を確保した。

これによって1番手が周、2番手ルンガー、3番手ドゥルゴビッチ、以下ティクタム、ヴィップス、フルショール、ダルバラ、ピアストリ、ローソン、ベックマンまでがトップ10となる。中でもヴィップスとフルショールはルーキーながら上位ポジションを獲得。特にレース3日前に出走アナウンスがあったMP Motorsportのフルショールの6番手はサプライズと言えるだろう。

セッション後にはピットレーンの進入について全車が審議対象となり、周はチェッカー後のピットレーン進入のパルクフェルメ手順で審議が入る。

前者については全車ノーペナルティとなったが、周に関しては3時間弱後に厳重注意のみのノーペナルティが確定し、ポールポジションスタートが決定している。5番手のヴィップスは車両規定違反から予選タイムが一時剥奪されたものの、異議申し立てにより予選順位の回復を果たしている。

 

スプリントレース1は 3/27 土曜日 19:25 よりDAZNにて放送予定だ。このレースは予選順位トップ10のリバースグリッドから争われる。その後のスプリントレース2は、レース1の最終順位のトップ10のリバースグリッドにてスタート順が決定される。

レーススケジュール

3/27 土曜日
スプリント1:19:25~
スプリント2:25:40~

3/28 日曜日

フィーチャー:19:50~