GP遅報

F2遅報 'Road to F1'

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2021年シーズン F2プレビュー

昨年はパンデミックの中でF2もカレンダーが大幅に変更になった。オーストリアの2連戦から開幕した昨年とは異なり、今年は万全の対策の中で中東からシーズンが開幕する。愛読する Formula Scout に2021年シーズンのプレビューが掲載された。

formulascout.com

この記事を引用し、各チームごとの2021年の展望を見ていきたい。、今シーズンの変更点、その展望を引用、翻訳、世界一細かい日本語F2 2021媒体を目指して構成していきたい。各チームごとの前評は以下。

チームプレビュー

1.プレマ

2.ヴィロトゥオシ

3.カーリン

4.ハイテック

5.ART GP

6.MP Motorsport

7.チャロウズ

8.DAMS

9.カンポス・レーシング

10.HWA Racelab

11.トライデント

 

またFormula2と各チームの概要は、2020年のシーズン総評を参照してもらえれば幸いだ。

gp-atof.hatenablog.com

 

本来であればそれに先立ち、バーレーンでのプレシーズンテストの様子を紹介する予定だったが、怠けてしまったので間に合いそうにない。シーズン前の勢力図を各自で確認したければ以下記事を参照してほしい。

Delving into the data from Formula 2 pre-season testing - Formula Scout

騙されたと思って1シーズン見れば、シーズン後には大きな喪失感に苛まれ、来年の期待を胸に抱く事になるだろう。このシリーズに優勝者は戻ってこないが、別の優勝候補が必ず現れるのだ。

2021年シーズンプレビュー

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Twitter:@Formula2

「GP2からF2へと、戦略的な転換があってからF2のファンは増え続けている。今年シューマッハの名前はグリッド上にないものの、観戦者達は予測不能な展開が予想されるレースをまた観続ける事になるだろう。

 

現状の経済環境と厳しい現実の中から、3人の2020年F2ドライバーがF1へステップアップできたのは祝福すべき事だ。厳しい状況はまだまだ続き、コスト削減の取り組みは2021年のラウンド数を減らし、各ラウンドのスプリントレースを1つ増やした。2020年に導入された18インチタイヤはアップデートされ、予測困難な要素が増えている。これらはこのステップをより難しく変える事になるだろう。

 

パドックは期待通りの効果が出るのか、予測していない結果が生じるのかはまだ見えていないが、何人かはその変化を漏らし始めている。

 

各ラウンドでのスプリントレースの一つは予選10番手までがリバースグリッドを適用され、土曜のスプリントレースでは前日上位10名の選手が逆さまに配置される。予選順位が正式適用されるフィーチャーレースは土曜から日曜に変更された。このレースがさらに関心と注意を引く事を願うばかりだ。

 

ストリートサーキットがカレンダーの半分を占め、8ラウンド24レースを走る。これは昨年と同じレ-ス数だ。初めて開催されるのは、ジェッダの超高速の市街地サーキットである。アブダビとの2週連続の開催となっている。中東では今週末にバーレーンで開幕戦が開催されるほか、ユーラシア大陸において幅広くモナコ、バクー、シルバーストーンモンツァ、そしてソチがその他に開催される予定だ。

 

カレンダーと開催形式に大変更が加わるオフシーズン中、ドライバーもチーム間をせわしなく移動し、際立っていたドライバー達に更なる挑戦をもたらしている。ダラーラ製のF2 2018の信頼性が論争を引き起こしたのち、各チームはメカニカルトラブルがタイトル競争に与える影響を劇的に減らす事に照準を絞っているだろう。

 

バーレーンは3日間のプレシーズンテストを開催したが、開幕戦の結果を予想する事は難しい。気温は開幕時とは異なるのだ。テスト時のラップタイムは以下から参照できる。

Delving into the data from Formula 2 pre-season testing - Formula Scout

 

世界で最も頂点に近いジュニアシリーズにおいて、昨年と同様に22名のドライバーが11のチームからグリッド上に並ぶ。」

 

各ラウンドのレース形式が大幅に変更になった。パンデミックによる経済状態の悪化から、長年議論されてきたコストカットの施策が一気に表立った形である。

レースラウンドのみならず、プレシーズンテストにおいてもその施策は実行された。厳しいタイヤ使用制限からルーキー達にとっては暗雲立ち込める船出となっている。さらに昨年初導入された18インチタイヤのプライムタイヤのコンパウンドが変更されている。ドライバーによってはこのタイヤの扱いに苦慮するコメントが既に散見される。

それでも昨年は7つのチームから12名の優勝者を輩出したように、フィーチャーレースの重要度が下がった今季は更なる混戦が予想される。プレマ、ヴィロトゥオシ、カーリン、ハイテックと、昨年シリーズを席巻した4つのチームにどのチームが戦いを挑むのか。またシュワルツマンを筆頭にした2年目以降のドライバーに、ルーキー達は果たして立ち向かう事ができるのか。見どころ満載なF2シーズンが今年もやってくる。