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Charouz Racing System編 2021年シーズン F2プレビュー その7

Formula Scout に2021年シーズンのプレビューが掲載された。この記事を引用し、各チームごとの2021年の展望を見ていきたい。第7回目はCharouz Racing System。今年このチームから出走するベックマンは注目株。2020年はFIA F3でトライデントを駆り6位に入った。

formulascout.com

Charouz Racing System(チャロウズ・レーシング・システム)

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Twitter:@Formula2

「チャロウズがデレトラズに速いマシンを与えていたのか、またシーズンを通して力強いパフォーマンスを一貫して発揮していたのかには、疑問符が付いてしまう。シーズン中盤では堅実な走りを披露していた。2021年にこのレベルを維持できれば幸いだ」

 

Formula V8 3.5の消滅に伴ってFIA F2に参入してきたのがこのチームだ。弱小とまではいかないが、目立った成績もまだ残せていない。昨年はデレトラズが安定した走りを見せたものの、評価を高めるまでには至らなかった。毎年実力の片鱗を見せるものの、一貫したパフォーマンスを残すまでには至らない。5番手チームが中団トップと定義すれば、MP Motorsportに追い越された今では中団の中の下という評価が妥当である。

14. David Beckmann(ダビッド・ベックマン)
 
 
 
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Germany, 20
2020: 6th in FIA F3

「ベックマンは昨年のFIA F3において、トライデントで1番手のドライバーであった。その直後にはゼンデリが位置している。にも関わらず、彼がスターティングリストに確定した時期はかなり遅い。スプリントレースを得意とする彼にとって、初めてのF2シーズンでのフォーマット変更は、彼の賛同を得た事であろう。彼はF3レベルを5年継続し、今この強力なマシンに乗る事は間違いなく適切な時期である。ベックマンのタイトルを期待はしないが、少なくともスプリントレースでは脅威になれる」

 

こちらもシュワルツマンらと同世代のドライバーである。シングルシーターは2015年のドイツとイタリアF4から始まった。タイトルを獲得した事こそないものの、2018年にはシーズン中に移籍したトライデントで10レースで3勝、4回の表彰台を獲得した。2020年まで5シーズンF3レベルの大会に出場し、満を持してF2に挑む事となった。ドライバー的にもチーム的にも、昨年のチームメイトであったゼンデリが最大のライバルとなる。年齢的にもまだ余裕があり、着実に成長を示せればドゥルゴビッチの轍を辿れるかもしれない。

15. Guilherme Samaia(ギリェルメ・サマイア)

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Brazil, 24
2020: 24th in F2

「サマイアがF2のために下位レベルを卒業した時期は、間違いなく早すぎた。2020年はカンポスで主に後方に沈んでいたからだ。抜本的な進歩は望めそうにもないが、中団での戦いを継続できれば進歩している兆候にはなるだろう。特にチャロウズに競争力が期待できた場合は、再び後方に沈む余裕はもうない」