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F3アジア - ラウンド4注目点 と 配信予定一覧

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F3アジアも第3ラウンドまで終了し、折り返し地点に至った。第4ラウンドは第1ラウンドの舞台、ドバイ・オートドロームに戻り開催される。今回のレース日程は3日間にわたり、それぞれの日にレース1、レース2、レース3が行われる。

レーススケジュール

2/12 レース1 20:25 ~

https://youtu.be/cBv8r6Q3tdo

2/13 レース2 14:30 ~

https://youtu.be/MV8DqefX0dk

2/14 レース3 16:05 ~

https://youtu.be/0ccUWkcaQAc

ライブタイミング

LiveTiming Asianlemansseries

第2/3ラウンド総括

ヤスマリーナサーキットでは、第2、第3ラウンドが連続して開催された。6戦連続となったレースでは、ピエール・ルイ・ショベールとヨハン・ダルバラが共に3勝を挙げポイントランキング上位を率いている。ヤスマリーナにて他を突き放した選手は、ショベール、ダルバラ、周、ハジャール、ベガノビッチ、パスマの6名だ。

 

この6名の中でも特にペースを持っていたのはショベールとハジャールだ。ショベールは一度トップに躍り出ると常に独走態勢を構築し、他を寄せ付けない強さを発揮。しかしながらハジャールは予選での失敗やオープニングラップの荒さが目立ち、強いマシンを手に入れながらも苦戦し明暗が分かれてしまった。

 

この二人からはやや劣る3rdベストのマシンを操ったのは残りの4名だ。この中でもダルバラは複数回のポールポジションを獲得し、ショベール、ハジャール、周の猛追を凌ぎぎって3度の勝利を達成。F2ドライバーたる所以を証明している。

 

周は速さをやや感じず勝利のない週末となってしまったが、それでも2位が3回、特にラウンド3のレース3では圧巻の速さを見せた。

レース2までに中古タイヤの消化義務を完了。新品タイヤを使用し、盤石の体制で2番手からの好レースに臨んでいた。しかしながらスタート時にストールし最下位まで落下。ただしそこからが圧巻で、セーフティーカー導入により実質15分強となったレースで5位まで挽回してみせた。

調子がやや上がらない中でもダメージは最低限に抑え、3戦2勝を記録しているドバイ・オートドロームに臨む事となる。

 

ベガノビッチにとっては不本意なラウンドとなっただろう。2回の3位表彰台を獲得するも2度のリタイア。予選、レースともにチームメイトの周に遅れを取った。パスマに関しては予選本選ともにペースがあったものの、レース中のバトルでの接触やトラブルが多く悪夢のような週末を過ごしている。

 

次点ではハイテック勢が優勢であり、ニッサニー、岩佐、スタネク、牛島が活躍。ヤスマリーナでは特に岩佐が安定した走行を見せており、ランキング上位3名以外では唯一となる開幕からの連続入賞を継続している。

ニッサニーは時折速さを見せるものの、レースでは苦戦するシーンが多々見られて予選でも下位に沈む場面も度々発生した。スタネク、牛島も同様であり、ヤスマリーナでの予選タイムの改善は、最終戦に向けた課題となりそうだ。

岩佐に関しては終盤におけるレースペースの改善が課題となるだろう。ハイテック勢の全てのマシンに共通する事だが、上位6台から0.3~0.8秒ほど毎週のペースに差がありヤスマリーナラウンドでの勝負権を有していなかった。

 

また、昨年はe-sportとGTをメインに活動し久々のシングルシーター参戦となったボルクバシも善戦しており、時折ハイテック勢を後ろに従えるシーンも見受けられる。今大会の一番のサプライズと言えるかもしれない。

第4ラウンドの注目点

一番の注目点は周冠宇がどこまでトップとのポイント差を詰められるかである。第1ラウンドのドバイ・オートドロームで絶好調だった周だがヤスマリーナで逆転を許し、トップとは15ポイントの差がついてしまっている。ショベールも第1ラウンドのレース3で勝利するなど、サーキットとの相性は良い。この2名の勝負に復調したダルバラがどこまで絡んでいけるのか。そこがシーズン優勝争いの中心となるだろう。

第1ラウンドではハイテック勢も好調だったため、上位に食い込んでくる可能性も十分にある。3つのレースの中で2セットのタイヤしか使用できない以上、ライバルに独走を許さない速さと戦略が求められる事となる。

 

ここまで接戦となっているシリーズトップ争い。ヤスマリーナのグランプリコースで行われる最終の第5ラウンドをよりよい形で迎えるため、各選手が全力を尽くす戦いとなるだろう。スーパーライセンスポイントという明確な報酬が発生するレースでもあるため、上位選手にとっては精神的強さを試されるラウンドともなるはずだ。

暫定ポイントランキング

1 Pierre-Louis Chovet 156
2 Jehan Daruvala 146
3 Guanyu Zhou 141
4 Isack Hadjar 95
5 Dino Beganovic 88
6 Roy Nissany 63
7 Ayumu Iwasa 58
8 Cem Bölükbaşı 39
9 Patrik Pasma 33
10 Roman Staněk 28
11 Reece Ushijima 19
12 Lorenzo Fluxá 15
13 Kush Maini 14
14 Alessio Deledda 8
15 Roberto Faria 4
16 Zdenek Chovanec 2
17 Rafael Villagómez 0
18 Alexandre Bardinon 0
19 Nicola Marinangeli 0
20 Casper Stevenson 0
21 Amna Al Qubaisi 0
22 Irina Sidorkova 0
23 Matthias Lüthen 0