GP遅報

F2遅報 'Road to F1'

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F3アジア ラウンド2 レース2/3 結果

F3アジアのラウンド2のレース2及びレース3は2月5日金曜に開催された。

レース2

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レース2 リザルト

レース2ではレース1に引き続きダルバラがポールポジションを獲得した。

スタートでは特に混乱もなくダルバラ、ハジャール、ベガノビッチ、周の順番で1コーナーを通過している。

最大の見どころとなったのは、スタート10分後でのダルバラとハジャールの攻防である。バックストレートエンドでハジャールがダルバラに仕掛け、両車が並んだままシケイン出口に突入した。するとダルバラがアウト側に膨らみオーバーラン。ベガノビッチがその隙を突く形で次のコーナーでアウト側から2台に仕掛けた。3台が並んだままのブレーキング勝負となり、イン側にハジャール、アウト側にベガノビッチの2台に挟まれたダルバラは絶体絶命かと思われたが、見事なブレーキングとライン取りによりトップを死守する事に成功する。

その後ダルバラは再三にわたってハジャールからの猛攻を受けるが、ことごとくこれを退けトップを守り切った。2位にはハジャール、以降はベガノビッチ、周、ショベールと続き、岩佐は10位でレース2を終えている。

ダルバラはレース前のインタビューにてペースへの不安を口にしていた事から、レース3へ向けて新品タイヤを温存していたのかと思われたていた。しかしレース3においても同様の展開が待っていた。

レース3

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レース3 リザルト

レース3はショベールがポールポジション、2番手に周冠宇、3番手にはダルバラ、以降パスマ、ハジャール、スタネク、ベガノビッチと続いた。岩佐は9番手からのスタートとなっている。

レース3は1周目から荒れた展開となった。周のマシンがグリッドから発進できず、直後にいた4番手パスマがこれによりやや出遅れ、これによりパスマはベガノビッチに1コーナーで並ばれてしまい接触。双方コースアウトを喫しポジションを落とした。この間ポジションアップに成功したのが岩佐歩夢であり、9番手から一気に4番手にまで一気にポジションを上げている。その後方には牛島、そして13番手スタートのニッサニーは7番手までジャンプアップしハイテック勢3台が並んだ。

 

2周目にはバックストレートエンドで後方のデラッダとエバンスGPの2台が接触しセーフティティーカーが導入され、10分以上ものの長い間セーフティーカー先導によりレースは続行される事となった。ようやくレースが再開された直後にはショベールが1周で2秒以上のマージンを稼ぎ、2位ダルバラ以下を全く寄せ付けない。ショベールはレース終了までひとり旅となり、ハジャールはレース2に続きダルバラを追い立てたが届かず、ショベール、ダルバラ、ハジャール、岩佐と1~4位まではオープニングラップと同じ順番でチェッカーを受けた。

 

このレースの主役は周冠宇であった。スタートでストールし最後尾までポジションを落とすものの、レース再開時には13番手までポジションを戻し、僅か数周後には7番手までポジションを戻す事に成功する。6位ニッサニーのやや過剰なディフェンスに少々手こずったものの、外周2本のストレートでこれを打ち破り、勢いそのままにファイナルラップで牛島をパスし5位でゴールした。たった15分の間に8台をオーバーテイクしてみせたのだ。

しかしながらダメージは最小限で抑えたものの、ポイントランキングにおいてダルバラとショベールに逆転を許してしまい手痛い一敗となった。

 

また圧倒的速さをみせたショベールは新品タイヤを使用していたと思われ、毎周1秒弱ペースに差があるダルバラは逆説的にレース1か2で使用したタイヤを装着していたと思われる。つまりダルバラは今ラウンドにて2勝を遂げたものの、ハジャールにペースで劣っていた事は明らかであり、同サーキットで行われる明日からの第3ラウンドを前に一抹の不安を残す結果となった。

 

ポイントランキングは1位~3位までが僅か5ポイント差の接戦であり、岩佐は今ラウンドで好調の上位5台と、ラウンド1でポイントを稼いだニッサニーに次ぐ6位に位置している。

第3ラウンドは2月6日土曜に開催される。

第3ラウンド スケジュール

2/6

予選1回目 / 2回目:17:00~17:45

レース1:20:35~

Youtube:(公式)

2/7

レース2:15:20~

Youtube:(公式)

レース3:19:25~

Youtube:(公式)

 

・ライブタイミング

LiveTiming Abudhabi

 

暫定ポイントランキング

Pos Driver Pts
1 Jehan Daruvala 95
2 Pierre-Louis Chovet 94
3 Guanyu Zhou 90
4 Isack Hadjar 79
5 Dino Beganovic 61
6 Roy Nissany 53
7 Ayumu Iwasa 43
8 Patrik Pasma 23
9 Cem Bölükbaşı 23
10 Reece Ushijima 18