F2遅報

F2遅報 'Road to F1'

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ダルバラの中盤までの低迷はエンジンの欠陥とスタートが影響

20年シーズンでF2デビューを果たしたダルバラだが、特に中盤までにおいてチームメイトの角田とは対照的なシーズンを過ごす事となった。ライバルとの差がこれほどまでに

拡大してしまった原因として、3分の2ものシーズンを欠陥のあるエンジンで戦わなければならなかった事を挙げている。

 

www.motorsport.com

 

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ベルギーラウンドにおいて初めて、ダルバラ車に搭載されたメカクローム製エンジンの出力低下の証拠が示された。

その後ダルバラとカーリン双方の主張により、モンツァのスプリントレースにおいてF2組織委員会はダルバラ車のエンジン交換を許可した。

それまでの8ラウンドでの獲得ポイント23に対し、最終4ラウンドの獲得ポイントは49に上る。

終戦となったバーレーンでのスプリントレースでは、DAMSのダン・ティクタムとの長いバトルの末、初優勝を達成している。

 

角田が勝利を重ねアルファタウリF1への昇格を予想される中、出力の劣るエンジンにより何もできず見ている事しかできない状況はとても心苦しかった。

と、GP2 08-09シーズンにおけるカルン・チャンドック以来となるインド人によるF2優勝の後認めた。

 

「スパで顕著に差が出たんだ。予選の後チームメイトと比べて直線で半秒の差が出た。モンツァにおいても同様だった。スリップストリームの中に居たにも関わらず0.4秒程の差が発生したんだ」

 

「スパやモンツァにおいては、コーナーのデータを確認するとポールタイムには十分に達していた。でも実際には8位か9位くらいだったんだ。チームメイトは両レースともフロントロウに居たし、もし彼と同じエンジンがあれば同じくフロントロウに並べたと思う。とてもフラストレーションが溜まったよ。」

 

「だけど内情を知っている人達には何が起こっているのか理解してくれていたし、その点に関しては穏やかでいられた」

 

ダルバラはシーズンの前半においてスタートにも苦戦しているようにみえた。

特にハンガロリンクのスプリントレースでは、3位から8位までスタートで転落し、最終的に7位でフィニッシュしている。

 

「一般的にスタートは簡単ではないのだけれど、ほかの人と比べて僕はとても苦戦していた。6位とか8位でスタートして3つ4つポジションをスタートで落とすと、それ以後のレースはとても難しくなる」

 

「スタートはシーズンを通して特にハードに取り組み、シーズンの後半にはミック・シューマッハを除けば一番のビッグオープナーだったと言えるよ」

 

ダルバラは最終的に12位でシーズンを終え、来年もF2に残ると予想される。一方角田は2014年以来の日本人ドライバーとしてアルファタウリF1より出走する。

 

レッドブル・ジュニアのダン・ティクタムは角田に替わりカーリンよりバーレーンでのF2テストに参加した。21年のカーリンにおけるシートの最有力候補となっている。